広報よこはま青葉区版 2019年[令和元年]7月号 No.261 テキストデータ 8ページ 特集2 人生の最後まで「私らしく」安心して過ごせるように 高齢の男性:「“もしもの時”っていつくるか分からないし、何を準備したらよいか分からないなぁ。」 なしかちゃん:「大丈夫!備えるためのノートや手帳があります!」  元気なうちから! 人生を振り返りながら、書き込める「わたしノート」・「もしも手帳」 ★「わたしノート」(青葉区版エンディングノート)  「わたしノート」は、どのように年齢を重ねてきたのか振り返りつつ、「これからの生き方をどのようにしていきたいか」を考えるきっかけとして活用いただけます。今後の人生を考えるヒントになるコラムも掲載しています。  プロフィールや大切にしていること、わたしの歩んできた人生、これからのこと等を綴っていく第1部と、もしもの時に備えるための介護や延命措置、お墓等のことを綴っていく第2部からなっているノートです。 ・記述式です。書きやすいところから書き始められます。 ・家族等近しい人と話し合いながら書いてみてください。 「わたし」の気持ちを、家族などの大切な人へ「渡し」ていってください。 配布場所 区役所2階34番窓口、区内地域ケアプラザ、青葉区社会福祉協議会 ※青葉区ホームページからも、ダウンロードできます。 「わたしノート」をもっと知りたい人は ●「わたしノート」普及啓発講演会 ~わたしのこれからを考えるエンディングノート、はじめませんか~ 映画「エンディングノート」の上映と、「わたしノート」の紹介をします。 日時 8月8日(木)10時~12時30分 会場 青葉公会堂 当日直接 定員 400人 先着 問合せ 高齢者支援担当 電話978-2449 ●「わたしノート」書き方講座 日時 8月9日(金)13時30分~15時 会場 さつきが丘地域ケアプラザ 当日直接 定員 40人 先着 申込み 7月11日から電話でさつきが丘地域ケアプラザ(電話972-4769)へ。先着 「わたしノート」書き方講座参加者の声 ・終活だけのためのノートではないので書きやすいね。どう生きたいかはとても大事だよ。 ・友人の息子から連絡が来たことで、亡くなった友人がエンディングノートを準備していたことに気づいたの。私も書いておかなくちゃ。 ・なかなか日常生活の中で書くきっかけがなかったので良い機会になったわ。 ※9月以降も各地域ケアプラザで「わたしノート」書き方講座を開催予定です。ご活用ください。 ★「もしも手帳」  「もしも手帳」は、「人生の最終段階での医療やケア」について、自分の考えを残しておくためのきっかけとして活用いただけます。  3つの質問形式で、[1]治療やケアの希望 [2]代理者(誰に医療・介護従事者と話し合ってほしいか)の希望 [3]最期を迎える場所の希望を考えていただけるようになっています。  まずは気軽に書いて、そして家族と話をして、元気なうちから人生の最終段階に備えてみてください。 配布場所 市内の薬局等で配布。詳細は、「横浜市 人生の最終段階」で検索 在宅療養や介護が必要になった時は… 医療や介護の関係者と一緒に使う「医療・介護連携ノート」  病状が悪化した時や緊急時等に、安心して医療や介護が受けられ、スムーズに元の生活に戻れるようにするためのノートです。本人の病状によって、区内のかかりつけ医や訪問看護ステーション等から配布しています。 「ノートには、既往歴や治療内容、薬、かかりつけ医等の情報をご自身で記入します。自分の医療に対する希望も記載できます。ノートを活用することで、緊急時に病院へ慌てずに正確な情報を伝えることができます。自分の医療に対する希望は、緊急時に治療方針を相談する時、ご自身の気持ちの確認に役立てていただけると思います。」 青葉区在宅医療・連携拠点管理者 岩間さん(看護師) 問合せ 高齢者支援担当 電話978-2449 FAX978-2427