広報よこはま青葉区版 2025年[令和7年]2月号 No.328 テキストデータ 7~8ページ トピックス ●フレイル予防のスイッチON!  人生100年時代、これから待っている未来に向けて、自分らしい暮らしを続けていくために、「未来スイッチ」をONにして積極的に「つながり」をつくりながらフレイル予防に取り組みましょう。 ◇「ヨコハマ未来スイッチ」  「ヨコハマ未来スイッチ」は、今後ますます進展する超高齢社会に備えて、「自分らしい生き方」を考え、行動していただけるように横浜市が掲げた基本理念です。 「ヨコハマ未来スイッチ」で検索 フレイルとは?  高齢期にからだとこころの機能が低下し、将来介護が必要になる危険性が高くなっている状態をいいます。 →「健康」と「要介護状態」の中間の状態です。 [生活機能(心身機能など)高い・健康寿命長い]  健康  ↑↓  フレイル予備軍  ↑↓  フレイル  ↑↓  要介護状態 [生活機能(心身機能など)低い・健康寿命短い] フレイルは早く気付いて予防することで状態の維持・改善が期待できます。 ◇青葉区はフレイル予備軍の人が横浜市平均より多め! 高齢者のうち・・・ ・フレイルあり:横浜市16.4パーセント 青葉区14.1パーセント ・フレイル予備軍:横浜市35.3パーセント 青葉区36.6パーセント (出典:横浜市が実施した2022年健康と暮らしの調査) ◆フレイルの最初の入口は、「社会とのつながりを失うこと」  フレイルは「自分はもう歳だから…」、「何かを新しく始めるのは億劫(おっくう)…」等消極的になり、社会とのつながりを失うことから始まります。  自分に合った方法で「人」や「地域」とつながり、社会参加することで活動量と交流が増え、フレイル予防が促進されます。 フレイル予防の詳細は 「元気なうちから介護予防」で検索 ◆つながりづくりのために・・・  地域ケアプラザでは「つながりづくり」のお手伝いもしています。体操教室やサロン、趣味の会などの紹介も行っていますので気軽にご相談ください。  お住まいの地域の活動を検索できます。 「ヨコハマ地域活動・サービス検索ナビ」で検索 「未来スイッチ」ON!でフレイル予防を実践されている皆さんの声 ・「85歳から地域の体操グループに参加しています。今年は会計係です!とにかく楽しいです!」 ・「体力測定ボランティアの活動で、いろいろな人に会えて楽しいです。自分も頑張りたいと思えます。」 ・「公園で太極拳を始めました。仲間が徐々に増えています。チャレンジすることは楽しみであり喜びです!」 問合せ 高齢者支援担当 電話 045-978-2449 FAX 045-978-2427 ●自分らしく生きていくために  あなたの想いを形にしてみませんか?  「あなたのこれまで、そしてこれからについて」想いを伝えることができる今、書き記し大切な人へつないでいきましょう。 ◆自分の想いをまとめる 青葉区版エンディングノート「わたしノート」  わたしノートは自身のこれまでの人生を振り返りながら、「これからの人生『わたし』はどう過ごしていきたいのか」を考えるきっかけとして活用できるノートです。また、財産や介護、医療、葬儀等の希望について記しておくことで、もしものときにご家族、周りの人が参考にすることができます。 書き方&使い方 3つのポイント (1)書けるところから書き始めましょう。 (2)気持ちは変わって当たり前。自由に書き直しましょう。時々、見直してみましょう。 (3)作成したこと、保管場所を大切な人に伝えましょう。 利用者の声 ・「家族の参考になればとメモ程度の気持ちで書き始めてみました!」 ・「自分の考えを整理する良い機会になりました。」 ・「遠方の親が書いたエンディングノートを読んで、親の考えを知ることができました。」 ◇「わたしノート」について紹介した動画がYouTubeで公開されています。  実際に書いた人のエピソードも紹介しています。ぜひご覧ください。 「青葉区 わたしノート」で検索 ◆「もしも手帳」  病気やケガ等で医療が必要となったとき、自分の意思を伝えるのに役立つ手帳です。緊急連絡先等を記入できる「救急あんしんカード」もセット。  持ち運びに便利なおくすり手帳サイズになっています! 「横浜市 もしも手帳」で検索 「「わたしノート」も「もしも手帳」も区役所・地域ケアプラザで配布中♪」(なしかちゃん) ◆自分の想いを共有する「人生会議」  これからの人生どう生きていきたいかについて、元気なうちから家族など大切な人と話し合い、自身の想いを伝えることが大切です。  ぜひ今から「自分がどうしたいか」考え、大切な人と話し合いながらお互いの想いを共有してみてください! 「横浜市 人生会議」で検索 問合せ 高齢者支援担当 電話 045-978-2449 FAX 045-978-2427 ●救急車の適正利用にご協力ください!  知って呼ぼう(予防)救急車  近年、救急出場件数が増加し、現場への到着時間が伸びています。  このままでは、大事故による大けがや心筋梗塞(こうそく)など、一秒を争う人への対応の遅れにもつながってしまいます。  青葉消防署では、5台の救急車を常にフル稼働しており、救急要請が多いときには増隊して運用していますが、いざというときに限りある救急車を有効に活用できるよう、区民の皆さんのご協力をお願いします。 ■グラフ [救急出場件数と救急隊の出場指令から現場到着までの時間の推移]  2018年:14.5万件、6.9分  2019年:15万件、7.0分  2020年:17.5万件、7.4分  2021年:19.5万件、7.9分  2022年:24.5万件、9.0分  2023年:25.5万件、8.8分 区民の皆さんに実践していただきたい3つのステップ ◆ステップ1 元気なうちにしっかり備える!  休日や夜間に受診可能な病院を知る手段を知っておこう ・急病時のご相談・救急医療機関のご案内(市ウェブページ) ・予防救急について学ぼう 「よこはま防災e-パーク」:突然の病気やけがを防ぐために予防救急について学ぼう!  けがの予防対策や応急手当など、救急に関することだけではなく、火災、地震、風水害等、いざというときに備える幅広い知識を、動画やミニテストなどのデジタル教材で、分かりやすく学べます。 よこはま防災e-パーク 二次元コード ◆ステップ2 困ったときは、まず相談!  急な病気やけがで救急車を呼ぶか迷ったら… ・かながわ救急相談センター(年中無休 24時間対応)  電話から→#(シャープ)7119  ダイヤル回線・IP電話はこちら→045-232-7119、045-523-7119  [今すぐに受診すべきか・救急車を呼ぶべきか]→[1]番を選択  [救急受診できる病院・診療所を知りたい]→[2]番を選択 ・救急受診ガイド  パソコン・スマートフォンから救急車や受診の必要性を確認できます。  「横浜市救急受診ガイド」で検索 ◆ステップ3 こんなときこそ急いで救急車  突然のこんなときにはすぐ119番! [意識の障害] ・意識がない(返事がない)、または様子がおかしい(もうろうとしている) [飲み込み] ・物をのどに詰まらせて、呼吸が苦しい、意識がない [けいれん] ・けいれんが止まらない ・けいれんが止まっても、意識が戻らない [事故] ・交通事故にあった(強い衝撃を受けた) ・水に溺れている ・高いところから落ちた 「私たち救急隊は、緊急性の高い人のもとへ、24時間いつでも駆けつけ、救命処置を実施し、一人でも多くの命を救うことに全力で取り組みます。」(青葉消防署 救急救命士 酒井 俊明(さかい としあき) 隊員) 問合せ 青葉消防署 電話/FAX 045-974-0119 ●ネズミに要チュー意!  ネズミは食べ物と暖かい場所を求めて家の中に侵入することがあります。  家の中に入らせないこと、住みにくい環境づくりが大切です。 ネズミが住みにくい環境づくり~3つの基本~ [1]侵入口となる隙間を塞ぐ  ネズミは1円玉程度(約2センチメートル)の隙間があれば侵入できます。家の周りを点検して侵入できる隙間があれば塞ぎましょう。 →家の周りをチェックしてみよう!  下記のような場所に1円玉くらいのサイズの穴がないか、確認してみよう。 ・電線等の導入部分や屋根裏通気口 ・エアコン室外機パイプ導入部 ・床下通気口 ・壁のひび割れ →隙間があったら… ・配管と壁の隙間を、パテや金たわしで埋める。 ・隙間がある床下通気口に金網を張る。 [2]エサとなるものは片付ける  食品やペットのエサは出したままにせず、固いフタ付きの容器や戸棚にしまいましょう。包装されている食品、カップ麺もかじられてしまいますので保管場所に注意しましょう。 [3]巣の材料になるものを片付ける  段ボール、紙、布、ビニール袋などがネズミの巣の材料になります。不要なものは処分し、整理整頓を心掛けましょう。 ◇区役所では家に入ってしまったネズミの駆除に関するアドバイスやネズミ捕獲用カゴの貸し出しを行っています。 ※実際の駆除作業は行っていません。 問合せ 環境衛生担当 電話 045-978-2465 FAX 045-978-2423