広報よこはま 金沢区版 令和2年6月号 No.272 金沢区の避難場所について知っていますか?  近年、全国各地で大きな災害が発生しています。災害の種類によって、開設される避難場所は異なります。災害により避難が必要となった際に、すばやく安全に避難できるよう避難場所について確認しておきましょう。 総務課 楯(たて) 防災担当係長:「大地震と風水害の避難場所は違います!」 ■避難場所 〈震災のとき〉  地域防災拠点(指定された区内26の小中学校)  地域防災拠点を記載した、「金沢区防災マップ」を防災担当(6階603)窓口で配布しているほか、区ホームページにも掲載しています。 ホームページ:「金沢区 防災マップ」で検索 〈風水害のとき〉  区内5か所の風水害避難場所  ●西柴中学校(体育館)  ●釡利谷東小学校(体育館)  ●大道小学校(体育館)  ●六浦地区センター  ●関東学院大学 横浜・金沢八景キャンパス12号館 ※災害規模などにより上記以外にも開設する可能性あり(詳しくは7ページをご確認ください) ■開設条件 〈震災のとき〉  市内1か所でも震度5強以上を観測 〈風水害のとき〉  気象庁が土砂災害警戒情報を発表または横浜市や金沢区が避難情報(●避難準備・高齢者等避難開始、●避難勧告、●避難指示)を発表 ■開設者 〈震災のとき〉  各地域防災拠点の運営委員会(主に地域住民の皆さんで構成) 〈風水害のとき〉  行政職員 ■配給物資 〈震災のとき〉  あり(最低限の水と食料など) 〈風水害のとき〉  原則なし(必要なものは自宅から持参してください) ■避難方法 〈震災のとき〉  原則徒歩 〈風水害のとき〉  原則徒歩 ■医療体制 〈震災のとき〉  ●各拠点に医療救護隊が巡回診療  ●症状の重さに応じて医療機関にて受診   ・きわめて軽症:自助  ・軽症:診療所  ・中等症:災害時救急病院  ・重症:災害拠点病院 〈風水害のとき〉  原則通常通り 風水害避難場所の開設について ぼたんちゃん:「予想される災害規模などによって避難場所の数が変わるよ」 【基本】 横浜市南部に 土砂災害警戒情報 ※1が発表された場合の避難場所 即時避難勧告対象区域 ※2の近くに、5か所の避難場所を区役所が開設します。どなたでも避難することができます。 ●西柴中学校(体育館)(西柴一丁目23−1) ●釡利谷東小学校(体育館)(釡利谷東二丁目12−1) ●大道小学校(体育館)(大道二丁目3−1) ●六浦地区センター(六浦五丁目20−2) ●関東学院大学 横浜・金沢八景キャンパス12号館(六浦東一丁目50−1) さらに風雨が強まると… ↓ 【特別】 大雨特別警報 ※3の発表が予想される場合に限った特別避難場所 大雨特別警報の発表が予想される場合に限り、区役所の判断により、上記5か所の避難場所に加えて特別に追加開設します。 ●富岡小学校(体育館)(富岡西七丁目13−1) ●能見台小学校(体育館)(能見台三丁目32−1) ●並木中学校(体育館)(並木三丁目4−1) ●金沢区役所(泥亀二丁目9−1) ぼたんちゃん:「令和元年の台風第19号では、県西部に大雨特別警報が出ていたね」 ぼたんちゃん:「いつも開設されるわけではないので、避難する前に開設されているか区ホームページなどで確認してね」 《注意!》 ●風雨が強まってからの避難は大変危険です。早めの避難を心がけましょう。 ●屋外への避難が困難な場合は、自宅の2階で過ごすなど垂直避難に切り替えましょう。 ●避難場所で必要なものは自宅から持参しましょう。 ※1 命に危険を及ぼす土砂災害がいつ起きてもおかしくない状況になった時に都道府県と気象庁が共同で発表するもの。 ※2 土砂災害警戒情報の発表と同時に避難勧告を一斉に発令する地域。金沢区約88,000世帯のうち、1%程度である約900世帯(約2,000人)が対象となり、該当世帯にはポスティングなどにより区役所から個別にお知らせしています。 ※3 台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、もしくは数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想された場合に気象庁が発表するもの。 金沢区土砂災害ハザードマップを改訂しました。防災担当(6階603)窓口にて配布中です。 この特集に関する問合せ 防災担当(6階603) 電話:788-7706 ファクス:786-0934