感染症に気をつけよう。 2024年11月号、2024年11月21日発行。 1、横浜市の感染症流行状況。 ア、マイコプラズマ肺炎。 7月以降、患者が毎週発生しています。しばらくは増加傾向となる見込みです。 イ、手足口病。 7月と9月に大きなピークがありましたが、10月以降は患者数は減少しています。 ウ、伝染性紅斑。 かつて、りんご病ともいわれていました。例年の同時期より患者数が多く、今後流行するとみられています。 ウ、マイコプラズマ肺炎。 7月以降、患者数が増え始めており、幅広い年代で報告されています。 エ、梅毒。 20から50歳代が流行の中心となっていますが、あらゆる年代で報告されており、過去の病気ではなくなってきています。 2、今週のトピック。 インフルエンザが10月下旬に流行期入りしました。今後、さらに流行する可能性があります。なお、横浜市では、9月上旬から学級閉鎖の報告がありました。 予防のためには、日頃の対策が重要です。流水と石鹸を用いてこまめに手洗いをすること、ときどき窓を開けて部屋の換気をすること、早めに予防接種を受けること、をお勧めします。