広報よこはま都筑区版 2024(令和6)年4月号 テキストデータ 12ページ トピックス ●隔月連載コラム 第6回 みんなで実践!スリムなつづき ごみと資源について役立つ情報をお知らせするコラムです。 ◆危険 収集車の火災が多発しています!! バッテリー内蔵製品は「燃やすごみ」等に混ぜないでください! 「大変!収集車から煙が出ているよ!」 「今、ごみとして出されたリチウムイオンバッテリーによる収集車の火災が多く起きてるんだ! 収集車やリサイクル施設などが火災になると、ごみの収集・処理ができなくなってしまう可能性があるんだ…」 「それは大変!リチウムイオンバッテリーはどんなものに使われているの?」 「小型ゲーム機やコードレス掃除機など、充電して使う小型家電などに入っていることが多いんだ。モバイルバッテリーもそうだよ。」 「どうやって捨てればいいのかな…?」 「(1)取り外せるものは取り外して、バッテリーだけを回収ボックスにお願いします。区役所5階にも設置されてるよ。それ以外の場所もあるので、検索してみてね。 「充電式電池 回収場所」で検索 二次元コード (2)取り外せないものは、「燃やすごみ」とは別の袋に入れて「燃やすごみの日」に出そう。そうすれば、他のごみとは分けて運べるからね。(※50センチメートル以上は粗大ごみ) (3)サイズが合えば、小型家電回収ボックスに出すのもオススメ!区役所1階にも設置されてるよ。希少金属が回収されるんだ。設置場所や投入できるサイズは検索してみてね。 「横浜市 小型家電」で検索 二次元コード」 「詳しく知りたい人は、ぜひこちらも見てね!」 二次元コード 問合せ 資源循環局都筑事務所 電話 941-7914 ファクス 941-8409 ●都筑区に関する歴史コラム 第12回 江戸時代のセンター北エリア 横浜市歴史博物館 小林 紀子(こばやし のりこ)  博物館のあるセンター北駅周辺は、商業施設やマンションが立ち並ぶ港北ニュータウンの中心エリアのひとつですが、江戸時代はどのような場所だったのでしょうか。江戸時代、このエリアは大棚村という村で、北は牛久保村、東は吉田村・山田村、南は勝田村・茅ケ崎村、西は荏田村、石川村に接していました。江戸時代後期の地誌『新編武蔵風土記稿』によれば、大棚村は「山林高低」がある地形で、畑が多く水田は少なかったようです。村内には「相州道」(矢倉沢往還)と「中原道」(中原街道)が通り、早渕川が流れていました。  写真は江戸時代の大棚村の絵図です。村の東には中原街道、西には矢倉沢往還がそれぞれ朱色で描かれています。早渕川の近くは平地で田畑が集まっていますが、北に行くにつれて木や丘が描かれ、かつては山林や高低差のある地形だったことがうかがえます。センター北駅のあたりも丘や林が描かれていますね。  一方、(1)~(5)の寺院や矢倉沢往還・中原街道・早渕川などは現在とほぼ同じ位置にあり、村名も地名として残っています。現在も発展し続けているセンター北エリアですが、絵図を頼りに江戸時代の痕跡を辿って歩いてみると、新たな発見があるかもしれません。 大棚村絵図(横浜市歴史博物館所蔵、筆者加筆) 1センター北駅 2大塚遺跡 3横浜市歴史博物館 4杉山神社 5吾妻山公園 6勝田橋 (1)清林寺 (2)龍福寺 (3)慈眼寺 (4)東善寺 (5)老馬鍛冶山不動尊 問合せ 横浜市歴史博物館 電話 912-7777 ファクス 912-7781 ●都筑区制30周年記念コーナー  2024年11月6日、都筑区は区制30周年を迎えます。30周年の節目に、都筑区の今までの出来事やこれからのイベントなどを紹介するミニコーナーです。 ◆都筑区総合庁舎  都筑区総合庁舎は1995年に完成しました。当時の写真と現在の写真を比べてみると、30年前は周りに建物がほとんどないことがわかります。現在の庁舎の周りには都筑郵便局や都筑警察署などの機関が集まり、多くの人が行き交う一角になっています。 問合せ 広報相談係 電話 948-2223 ファクス 948-2228